
1万円を超えるサーキュレーターを買った
今年も6月になり、だんだんと気温が高くなってきたため、扇風機を探していたところ気になる商品を発見。
それがボルネードサーキュレータークラシック・ジュニアVFANJR-JPである。
ボルネードが販売しているサーキュレーターの中でもレトロなデザインで人気のVFANの小型版。クラシックなデザインが好きな人はきっと気に入るはず。
サーキュレータは室内の空気を循環させることが目的の商品。
扇風機と似ているが、サーキュレーターは室内の空気の循環に特化した商品だ。
今回はこのサーキュレーターをレビューしていく。
追記:10ヶ月ほど使用したが暖房の空気を循環させたり、窓から部屋の湿気を追い出したりといろいろ使える。クラシックデザインのサーキュレーターがほしいなら、ボルネードのサーキュレータークラシックジュニアはオススメできる。
ボルネード小型サーキュレーターVFANJR-JP
オススメポイント
⚫︎他製品のサーキュレータとは違うレトロなデザイン
⚫︎ボディが金属製で高級感を感じる
⚫︎夏は冷房と冬は暖房と合わせて使うことで一年中使える
マイナスポイント
⚫︎タイマー機能、首振り機能がない
⚫︎音や振動が気になるため、マットなどを敷いて対策することが必要
ボルネードクラシック・ジュニア サーキュレーターVFANJR-JP レビュー

『ボルネードサーキュレータークラシック・ジュニアVFANJR-JP』の最大の特徴は見た目である。
1940年代からのデザインをそのまま受け継いでいるこのシリーズは、レトロな見た目をしている。飛行機のプロペラエンジンから引き継がれているデザインは機能的に優れていながら可愛らしいデザインになっている。
海外仕様のモノも販売されていますが、電源ケーブルの形状など違うので注意が必要です。
ボルネード小型サーキュレーターVFANJR-JPスペック
モデル番号(型番) | VFANJR-JP(VW) | |||
---|---|---|---|---|
色 | ビンテージホワイト | |||
電圧(V) | 100 | |||
周波数(Hz) | 50 | 60 | ||
風量 | 強 | 弱 | 強 | 弱 |
消費電力(W) | 32 | 16 | 29 | 15 |
音(db) | 44 | 34 | 42 | 32 |
風量(m³/分)※1 | 5.21 | 3.14 | 4.96 | 2.52 |
電気代(1時間)※2 | 0.86円 | 0.43円 | 0.78円 | 0.41円 |
風量調整 | 強・弱の2段階 | |||
本体寸法(cm) | 幅26×奥行16×高さ30 | |||
重量(kg) | 1.8 | |||
適用畳数(畳) | ~10 | |||
保証期間(年) | 2 | |||
標準価格 | ¥10,000(税抜) |
部屋に置けるちょうどいいサイズ感


簡単なダンボール素材の箱に入って届きました。
中身はシンプルに説明書と本体のみ。


本体のサイズ感は、高さ文庫本2冊程度。
今回購入したのはJRサイズ。かなり小型になっている。
公式では10畳以下におすすめのサイズになっている。もう一ランクサイズが大きいサーキュレーターもあるので、10畳以上の場合は大きい方が良いだろう。
JRサイズは一般的な扇風機などと比較しても小型になっているので、1ルームで使用する分には使いやすいサイズになっている。

サイズ感が絶妙で、大型の机であれば、違和感なく設置できる。
棚の上にも置けるようなサイズ感なのでJRサイズは取り回しが良く、オススメできる。

届いた段階では危険防止シールが貼ってあるので、気になる方はドライヤーを使用して剥がしましょう。
シンプルな機能と形状


『ボルネード小型サーキュレーターVFANJR-JP』の特徴はそのシンプルな機能である。
最近のサーキュレーターや扇風機では当たり前の首振り機能がなく、タイマー機能も付いていない。
風量の調節機能も「強」と「弱」しかない。
これだけだと使い辛そうに感じるかもしれないが、実際は違う。
このサーキュレーターの特徴として、竜巻状の風を発生させ、より遠くまで空気を送ることができる。
まずは「強」を使い部屋の空気をかき混ぜる。
次に「弱」を使い部屋の空気の流れを維持する。
たったこれだけのシンプルな機能だが、室温の調節、新鮮な空気の入れ替えなど、その効果は絶大だ。
「強」で1分、「弱」で5分程度循環させるだけでも、体感温度がかなり変わるので、一度は試してみて欲しい。
使用した感想


サーキュレーターは初めて使用したが、個人的には扇風機よりも優れていると感じた。
扇風機と比較して、部屋の空気がキレイに循環する点。
風が柔らかい点が評価できる。
まずは空気の循環について。サーキュレーターはまっすぐ遠くへ空気を飛ばすことで、壁にぶつけて空気を循環させることができる。
扇風機の場合は空気が拡散するため循環目的では一歩劣る。
ちなみにサーキュレーターに首振り機能がついていないのは、そもそも首振り機能がいらないからである。前述の通り、壁に空気をぶつけて循環させるからだ。
次に風が柔らかい点について。サーキュレーターは壁に空気をぶつけるのが主な使い方なので、直接風に当たるよりも柔らかい風が部屋に流れるようになる。
扇風機は直接風に浴びる。サーキュレーターは部屋の空気の循環と似ているようで用途が異なるが、部屋で使用する分にはサーキュレーターの方が優れていると感じる。
まとめ
ボルネード小型サーキュレーターVFANJR-JP
オススメポイント
⚫︎他製品のサーキュレータとは違うレトロなデザイン
⚫︎ボディが金属製で高級感を感じる
⚫︎夏は冷房と冬は暖房と合わせて使うことで一年中使える
マイナスポイント
⚫︎タイマー機能、首振り機能がない
⚫︎音や振動が気になるため、マットなどを敷いて対策することが必要